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2017年4月
ブルジュ・オン・ベイホテル内に新設ル・コルドン・ブルー レバノン校

Press conference


2017年4月6日、ベイルートー料理とホスピタリティマネジメントの国際的教育機関である ル・コルドン・ブルーは、レバノンに新たな学校を設立します。グランディプロムから料理、菓子、パンのディプロムが修得できる、幅広い料理講座を提供します。
北ベイルート・タバルジャKfaryassineに新しくオープンするブルジュ・オン・ベイホテル内にル・コルドン・ブルー校の設立はHORECA (中東の国のプロフェッショナルが集まるホスピタリティ&レストラン業界展示会)で発表されました。

新しいブルジュ・オン・ベイホテルは4月にオープン。客室は129室あり、スタンダード、デラックスからエグゼクティブルーム、スイートを完備。会議室3室、婚礼会場、プール、ジム、ロビー、テラス、3階地下駐車場には最大200台分のスペース、そして 5つのレストランもあります。

ル・コルドン・ブルー レバノン校は、2017年5月にオープン予定です。ホテルの2フロアに位置する新しいベイルートキャンパスには、最新の設備と最新技術が備わっており、生徒に最高の教育環境を提供します。研究所には3つのデモンストレーション教室があり、そのうちの1つは80名収容可能。また、料理、菓子、パン講座のための3つのプラクティス教室があります。将来的には、レバノン料理講座の開設を予定しています。海を見下ろせるトレーニングセンターには、アロマハーブガーデン、図書館、学生エリア、学生用駐車場があります。ル・コルドン・ブルー レバノン校で提供される一連のディプロム取得講座は、他国のル・コルドン・ブルー校と同じ内容であり、生徒には国際ネットワークを通じたインターンシップの機会も与えられます。ル・コルドン・ブルーのグランディプロムは、料理とホスピタリティの分野で高く評価されており当校の中核をなす位置づけで、料理と菓子の本科コースをともに上級まで修了した場合に授与されます。授業を担うシェフ講師陣はコンテストなどの受賞歴をはじめ、彼らの多くは世界で権威ある機関で働いた経歴を持ち、当校の教育チームのメンバーとして料理技術や知識を引き継ぐ専任講師です。

2004年以来、ル・コルドン・ブルーはSaint-Esprit de Kaslik(USEK)大学 との提携により、英語で経営学(ホテル経営学(USEK)とインターナショナルホテル&ツーリズムマネジメントプログラムを(ル・コルドン・ブルー))を提供してきました。

HORECAでは、ル・コルドン・ブルーから審査員として2人のシェフ講師が参加しています。フランスの国家最優秀職人賞(Meilleur Ouvrier de France - MOF 1994)、ル・コルドン・ブルーパリ校のエグゼクティブシェフ、 料理講座ディレクターであるエリック・ブリファードシェフ講師。同じくパリ校の菓子講座責任者で、過去にタイ校のエグゼクティブシェフを務めたファブリス・ダニエルシェフ講師。 HORECA2017コンテストの優勝者は、2017年5月にオープンするレバノンキャンパスのトレーニングプログラムを授与されます。また、特別賞として2名にはブルジュ・オン・ベイホテル2泊(朝・夕食付)の宿泊券が渡されます。

*HORECAとは、1993年設立。レバノンで毎年開催されるホスピタリティと飲食業界の展示会。

フィルタ

インタビュー:東京校卒業生 中野 賢太

インタビュー:東京校卒業生 中野 賢太

大学在学時、料理人の道を模索していた中野さんは「料理をやるにもお菓子の知識は必要」とル・コルドン・ブルーの菓子講座を受講。習ったのは、「ガトー・モカ」や「モンモランシー」などクラシックなフランス菓子の数々でした。

フランス人の郷愁を誘う香ばしさ—— きな粉

フランス人の郷愁を誘う香ばしさ—— きな粉

豆腐や豆乳、味噌そして「きな粉」も、もともとは大豆。大豆を煎って粉末状にしたのが「きな粉」。たんぱく質や植物繊維を豊富に含むことから、注目を集めているヘルシーな食材のひとつ。その「きな粉」にシェフが初めて出合ったのは、7年前のことだ。

ジャパニーズスイーツの要、餡

ジャパニーズスイーツの要、餡

「12年ぐらい前でしょうか。まだ日本に住む前、旅行で訪れた際に初めて"餡"を口にして、非常に驚きました。フランスでは豆を砂糖で甘く煮るということはまずしませんから。食感も不思議でした」

これぞジャパニーズハーブ、しそという食材。

これぞジャパニーズハーブ、しそという食材。

「私が“しそ”と出合ったのは、もちろん日本に来てからです。フランスにはない食材ですから」 2000年に来日し、日本での生活も15年目を迎えたドミニクシェフ。しそとは日本食を通じて出合ったという。 「珍しくもあり、初めて味わった時からとても好感の持てる香りでした。」

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