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インタビュー:
東京校卒業生
川副 藍

インタビュー 東京校卒業生 川副藍

2012年オープンのCheval de Hyotan(シュヴァル・ドゥ・ヒョータン)は、池袋の閑静なエリアに登場した本格フレンチとしてすでに定評を獲得、地元で愛される一方、遠くから足を運ぶ人も多いレストラン。この店のシェフが2009年に東京校で料理ディプロムを修了した川副藍さんです。

 

インタビュー 東京校卒業生 川副藍
インタビュー 東京校卒業生 川副藍

川副さんは、会社員を辞めて専業主婦になったのを機に、それまであまりしなかった料理を始めました。もともと食べることが好きだったこともあり、いくつかの教室に通い、「自分の手で美味しい物が作れる!」という喜びを知ると、料理の面白さに開眼。本物の料理を一から本格的に学びたいという希望が募り、東京校へ。

最初はわからないことだらけ。「初日からスープの塩加減で大失敗」と笑う川副さんですが、想像以上にレベルが高くハードな授業で持ち前の体育会気質に火がつきました。難しいことに次々と挑戦し、乗り越えていく毎日は、厳しい一方で楽しくて仕方なかったといいます。シェフから聞く現場の話に驚いたり、試験の練習に必要な食材を探して奔走したり。そんな日々は後に仕事をするようになってから、「すべて今に役立つことだった」と実感したとか。

学ぶほどに「自分で店を出したい」という夢が膨らみ、研修制度を利用して経験を積み、卒業後にはレストランでの修業も経て、Cheval de Hyotanをオープン。オーナーであるご主人がマーケティングや経営、サービスを担当し、ご夫婦で仲良く人気店を盛りたてています。
「今後の夢は自分の料理の幅を広げ、質を上げながら、お店のレベルアップを図っていくこと」という川副さん。今なお挑戦し、日々進化しながら走り続けています。

 

インタビュー 東京校卒業生 川副藍
インタビュー 東京校卒業生 川副藍

ル・コルドン・ブルーを選んでよかったことは?
なんといっても、ルセットが素晴らしいこと。今でも困ったとき、迷ったときには必ず見返す心強い存在です。すべてが入っていて、結局はここに行き着きます。使い込んだファイルは私の宝物。必要なものは全部ここに詰まっています。

ル・コルドン・ブルーでの経験が今の仕事にどう活かされていますか?
授業を通して、料理をする上で省いてはいけない作業や、はずしてはいけないポイントなどの基本をシェフから徹底的に叩き込まれました。その後に調理の現場に入ってから、勘所を押さえた動きが自然と身についていたことに気づき、改めて感謝しています。

これからル・コルドン・ブルーで学ぼうと思っている人へメッセージをお願いします
これだけ素晴らしい内容が詰まった授業を受けるのだから、ただの習い事で終わらせるのはもったいない。ル・コルドン・ブルーでの経験は必ず次に生かす、そんな気持ちで学んでほしいと思います。

2016/12/01

 

卒業生インタビュー

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フィルタ

インタビュー:東京校卒業生 中野 賢太

インタビュー:東京校卒業生 中野 賢太

大学在学時、料理人の道を模索していた中野さんは「料理をやるにもお菓子の知識は必要」とル・コルドン・ブルーの菓子講座を受講。習ったのは、「ガトー・モカ」や「モンモランシー」などクラシックなフランス菓子の数々でした。

フランス人の郷愁を誘う香ばしさ—— きな粉

フランス人の郷愁を誘う香ばしさ—— きな粉

豆腐や豆乳、味噌そして「きな粉」も、もともとは大豆。大豆を煎って粉末状にしたのが「きな粉」。たんぱく質や植物繊維を豊富に含むことから、注目を集めているヘルシーな食材のひとつ。その「きな粉」にシェフが初めて出合ったのは、7年前のことだ。

ジャパニーズスイーツの要、餡

ジャパニーズスイーツの要、餡

「12年ぐらい前でしょうか。まだ日本に住む前、旅行で訪れた際に初めて"餡"を口にして、非常に驚きました。フランスでは豆を砂糖で甘く煮るということはまずしませんから。食感も不思議でした」

これぞジャパニーズハーブ、しそという食材。

これぞジャパニーズハーブ、しそという食材。

「私が“しそ”と出合ったのは、もちろん日本に来てからです。フランスにはない食材ですから」 2000年に来日し、日本での生活も15年目を迎えたドミニクシェフ。しそとは日本食を通じて出合ったという。 「珍しくもあり、初めて味わった時からとても好感の持てる香りでした。」

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