卒業生インタビュー:【洋菓子店オーナー&菓子教室主宰】柏熊 寿美子
福島県郡山市『LA CACHETTE(ラ•カシェット)』主宰 菓子ディプロム取得
若手の女性ジャーナリスト、マルト・ディステルの先導により1895年パリで開校した「ル・コルドン・ブルー」。「優秀を極めること」を理念にグローバル展開し、伝統を継承しつつ料理の世界に革新を起こし次世代の育成に貢献してきました。ル・コルドン・ブルー卒業生たちの活躍が、教育水準の高さを証明しています。
ジュリア・チャイルドやメアリー・ベリー、ペギー・ポルシェンやポーラ・モールトン、ジャニス・ワンやプージャ・ディンガなど、ル・コルドン・ブルーは創立以来120年を超える教育への取り組みを通じ、多くの傑出した人材を輩出してきたのです。
マルト・ディステル が料理雑誌『ラ・キュイジニエール・ル・コルドン・ブルー』を刊行。同年10月には、教育を通じた地位向上を目指す女性のための教育プログラムとして初のル・コルドン・ブルー料理学科を開設した。
ル・コルドン・ブルー・パリ校でアンリ・ポール・ペラプラに師事したローズマリー・ヒュームとディオネ・ルーカスがロンドンでl'école du Petit Cordon Bleu とAu Petit Cordon Bleuを開業。
ナタリー・デュプリー (1971年度卒業生)。ナタリー・デュプリ-が著わした10冊の料理本の販売部数は50万部以上。1986年には、PBS、フード・ネットワーク、ラーニング・チャンネルなど、国内外通算300を超える彼女の料理番組の第一回目が放送される。
ナンシー・シルバートン は1991年にジェームズ・ビアード財団優秀ペストリーシェフ賞を受賞。シルバートンはアメリカの有名シェフ、パン職人、著述家として、米国でサワードウブレッドや手作りパンの普及のため積極的に活動している。
ペギー・ポルシェン 。1999年にル・コルドン・ブルーのグラン・ディプロムを修了。2003年にロンドンでパーティーケーキ専門のPeggy Porschen Cakesを開業し、最高級のケーキ・焼き菓子を創作している。著書は『ケーキのデコレーション』、『ロマンティック・ケーキ』、『プリティ・パーティ・ケーキ』など9冊。
ジャニス・ワン 。2007年にル・コルドン・ブルーの菓子ディプロムを修了。食事におけるデザートの重要性を伝えるため、シンガポールに自分のレストラン2am dessertbar を開く。Her Worldのヤング・ウーマン・オブ・ザ・イヤー、2011年、2013年、2015年のワールド・グルメ・サミットのペストリーシェフ・オブ・ザ・イヤーなど、数々の受賞歴を持つ。
モレーナ・レイテ。1999年にル・コルドン・ブルーのグラン・ディプロムを修了。ブラジルで最も革新的なシェフの一人とされ、ブラジルで5つのレストランを経営している。2011年にはGo Where Gastronomia誌の最優秀ブラジル人シェフ賞を受賞。
ポーラ・モールトン。 2012年にル・コルドン・ブルーのアート、サイエンス&ワインマネジメント・ディプロムを修了。2013年に米国でソノマ群のウーマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれる。自らブドウ農園を営む受賞ワインメーカーであり、2冊の著書がある。アメリカのワイン業界で培った25年以上の経験をもとにA Sip Awayを共同創設しCEOを務めている。
プージャ・ディンガ 。2008年にル・コルドン・ブルーの菓子ディプロムを修了し、インド・ムンバイにマカロン専門店Le 15 Patisserieの1号店を出店する。2014年にはフォーブス誌の「インドで最も影響力のある30歳未満の人物」のひとりに選ばれた。
三好万記子 。2008年にル・コルドン・ブルーの料理ディプロムを修了。神戸校を卒業後、料理サロン、テーブルコーディネートのターブル・ドールを開業。加えて積極的に地域の生産者と協力して食品開発を行なっている。
ジャクリーン・リム 。 2007年にル・コルドン・ブルーのガストロノミー大学院MAを取得。オーストラリアで料理評論家、ブロガーとして活動しており、昨年7月にはシドニーで行なわれたグルメ・トラベラーの年間レストラン表彰式でその飲食・食品業界への貢献が表彰された。
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