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ドミニク・コルビシェフの
マスタークラス開催

注目のシェフを特別講師にお招きし、開催するマスタークラス。東京校では先月、「メゾン・ド・ミナミ」「シュヴァリエ・デュ・ヴァン」総料理長のドミニク・コルビシェフに来ていただきました。

ドミニク・コルビシェフのマスタークラス開催

 

今回のマスタークラスでは、前菜とメインの2品をデモンストレーション。素材本来の風味を生かした火入れの方法や美しいピュレの作り方、日本の調味料をフランス料理に使うことで双方の味をさらに引き出す方法などを教えていただきました。

 

Menu

  • 前菜「鰆(さわら)のフィレのセジール、塩ウニと山ウニをきかせて 空豆のピュレとニンニクの芽添え」
    山ウニは柚子やトウガラシを練りこんで作られた薬味の一種で、福井県鯖江市の名物。この山ウニと濃厚な味わいの塩ウニをソースに用いたメニューで、鰆の絶妙な火入れも学びました。

    前菜「鰆(さわら)のフィレのセジール、塩ウニと山ウニをきかせて 空豆のピュレとニンニクの芽添え」

  • メイン「椎茸、仔牛と“いちほまれ”のファルス、忍者ソースと仔牛のジュ そば粉のガレット・クルスティヤン」
    肉厚の椎茸に、福井県の自然の中で手をかけて飼育された仔牛のひき肉、同じく福井県のブランド米、自家製酵母のパン粉などを混ぜ込んだファルスを詰めました。仔牛のフォンに醤油や酢がベースの調味料を合わせ、旨みの濃いソースに。

    メイン「椎茸、仔牛と“いちほまれ”のファルス、忍者ソースと仔牛のジュ そば粉のガレット・クルスティヤン」

コルビシェフはル・コルドン・ブルー日本校の元エグゼクティブシェフでもあり、日本在住20年以上。その間、自ら全国に足を運び、各地の生産者と良好な関係を築いてきました。そんな日本中から厳選された食材をふんだんに使ったフランス料理を提供するのが「メゾン・ド・ミナミ」のコンセプトであり、コルビシェフ流です。今回は福井県の食材を中心に使用し、講座には福井県庁や生産者の方々にも来ていただきました。

 

ドミニク・コルビシェフのマスタークラス開催

 

ジル・コンパニーエグゼクティブシェフは、「コルビシェフの料理は、フランスと日本それぞれの料理の豊かさを体現していますね。今回は味やテクスチャーの異なる新しい食材にたくさん出会うことができました」と感謝の気持ちを伝えました。

日本の食材を愛し、フランス料理との融合を提案し続けているコルビシェフ。素敵なレッスンをありがとうございました!

 

ドミニク・コルビシェフのマスタークラス開催

 

東京校

神戸校

 

2018/06/19

フィルタ

インタビュー:東京校卒業生 中野 賢太

インタビュー:東京校卒業生 中野 賢太

大学在学時、料理人の道を模索していた中野さんは「料理をやるにもお菓子の知識は必要」とル・コルドン・ブルーの菓子講座を受講。習ったのは、「ガトー・モカ」や「モンモランシー」などクラシックなフランス菓子の数々でした。

フランス人の郷愁を誘う香ばしさ—— きな粉

フランス人の郷愁を誘う香ばしさ—— きな粉

豆腐や豆乳、味噌そして「きな粉」も、もともとは大豆。大豆を煎って粉末状にしたのが「きな粉」。たんぱく質や植物繊維を豊富に含むことから、注目を集めているヘルシーな食材のひとつ。その「きな粉」にシェフが初めて出合ったのは、7年前のことだ。

ジャパニーズスイーツの要、餡

ジャパニーズスイーツの要、餡

「12年ぐらい前でしょうか。まだ日本に住む前、旅行で訪れた際に初めて"餡"を口にして、非常に驚きました。フランスでは豆を砂糖で甘く煮るということはまずしませんから。食感も不思議でした」

これぞジャパニーズハーブ、しそという食材。

これぞジャパニーズハーブ、しそという食材。

「私が“しそ”と出合ったのは、もちろん日本に来てからです。フランスにはない食材ですから」 2000年に来日し、日本での生活も15年目を迎えたドミニクシェフ。しそとは日本食を通じて出合ったという。 「珍しくもあり、初めて味わった時からとても好感の持てる香りでした。」

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