“食産業界の次世代リーダー”になるのは君たちだ!
8月初旬、立命館大学ではオープンキャンパスが開催され、食マネジメント学部のびわこ・くさつキャンパスにも大勢の高校生・受験生たちが集まりました。
先月、日本酒シーズン到来とともに日本酒の基礎コースを開講しました。
料理に携わる様々なバックグラウンドを持つ生徒たち(そうでない生徒も)が、今、注目が集まっているお米から作られる日本酒について学びました。12種類の異なる日本酒の利き酒をし、生徒たちは日本酒基礎科の修了証を手にしました。そして新たな酒アンバサダーが誕生いたしました!
この1日集中コースは、製造方法や、主原料、分類法など、広い範囲で未だ謎に包まれたこの飲料の基本を網羅する中で、試飲、ペアリングそして世界中の料理における日本酒の無限の可能性について理解を深める講座となりました。
生徒の一人であるサリーさんから話を伺いました。
Q: なぜ日本酒に興味を持ったのですか?
私は南オーストラリアから来ました。日本酒はありますが、種類は多くありません。それに日本酒だけで飲むには辛口すぎると思っていました。日本酒はお米からできているとは知っていましたが、それ以上のことは知りませんでした。
今、せっかく日本にいるので、これが、日本酒にチャレンジする良い機会だと思いました。 正直なところ、クラスが楽しそうで普段とは違う週末の過ごし方になりそう、そして日本酒はどうやって作られるのかということに興味もあり、「知識を深められて、お酒も飲めるから参加してみようと。」気軽に受講しました。
Q: 思いもよらなかった学びとはなんでしたか?
今、少し漢字を読めるようになってきました!日常的にはあまり役に立たないレベルかもしれませんが、居酒屋で日本酒のリストは、少し分かるようになったかも知れません。
真面目な話、日本酒の万能さ、それから、日本料理以外とのペアリングを知ることができたのは思いもよらない学びでした。情熱的な先生が言ったように、日本酒の未来はどんな料理の中にもある、日々私達が作る料理の中にもあるのです。
たくさんの日本酒を試飲し、様々な料理とペアリングしました。チョコレートケーキもありましたよ。最初はちょっと疑っていましたが、とってもよく合っていて驚きでした。 これが日本酒の楽しいところです。日本酒はとても万能なので、ペアリングするのにルールはありません。これからはお菓子作りに日本酒を取り入れてみたいと思っています。
Q: 日本酒をあまり良く知らない人に日本酒のことをどう伝えたいですか?
日本酒はお米からできています。そして、とても美味しいです。だから、日本酒を知らない人には、とにかく飲んでみてほしいと思います。
ル・コルドン・ブルーでは、東京校とパリ校で日本酒のコースとイベントを開催しています。東京では、来年の2月と3月、広島のお酒に注目した日本酒とチーズとのペアリングの特別セミナーを開催します。参加のお申込み、日本酒イベントについてのご質問はこちらまで。
2018/12/4
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