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ル・コルドン・ブルー、2017年ブラジルにオープン

2016年11月9日 パリ - 料理とホスピタリティマネジメントの国際的教育機関であるル・コルドン・ブルーは、アニマ・エドゥカソン(アニマ)(サンパウロ校、サントス校、ベロ・ホリゾンテ校:*生徒数でブラジル最大の私立高等教育機関*翻注)と フォルタレザ大学(ユニフォル)それぞれとの合弁事業(ジョイントベンチャー)による将来的な共同開発を発表しました。

この提携により、ガストロノミー、ホスピタリティ、ワインツーリズムや経営学の分野で学士と修士課程、さらに技術や専門知識を学ぶコースなどが開設される予定です。例をあげると、ベロリゾンテ校では、ホスピタリティマネジメント、ツーリズムマネジメント、ガストロノミー及びカリナリーマネジメントの学士号を、サンパウロ校では調理関連の職業教育プログラム一連を提供する予定です。

2016年11月8日に交わされた公式締結に基づき、その翌日HSMカンファレンスセンターにて開催「エグゼクティブ教育(Executive Education)」に関する記者会見に集まった記者1000人の前で本件についても発表されました。ル・コルドン・ブルー アニマと、ル・コルドン・ブルー・ユニフォルは、2017年第2四半期にサンパウロ州、ミナスジェライス州、フォルタレザでスタートする予定です。

ダニエル・F・カスタンホ会長(アニマ)、アンドレ・コアントロー会長(ル・コルドン・ブルー)、マルセロ・B・ブエノ副会長(アニマ)

ダニエルFカスタンホ、アニマ・エデュカシオングループ代表は、“クオリティと革新を軸に優秀を極め、次世代へと受け継ぐことのエキスパート”をパートナーとしてブラジルに招致できたことを誇りに思うと強調し、ル・コルドン・ブルーとのパートナーシップ及びジョイントベンチャーへの期待を示しました。

また、ル・コルドン・ブルーは、リオデジャネイロでも地方自治体と提携して、2017年にフラッグシップスクール(旗艦校)を開校する予定です。現在、両者が協力をして近い将来のオープンに向け着々と準備を進めています。ル・コルドン・ブルー・インターナショナルのアンドレ・J・コアントロ会長兼CEOは、次のように述べました。
「情熱ある生徒たちに専門知識を授け、生涯にわたる成功とインターナショナルなキャリアに向けての第一歩を踏み出せるよう指導することが、ル・コルドン・ブルーの大切な使命だと考えています。リオの新設校は、ブラジル料理とコミュニティへの貢献という特別なミッションを担うことにもなるでしょう」

フィルタ

インタビュー:東京校卒業生 中野 賢太

インタビュー:東京校卒業生 中野 賢太

大学在学時、料理人の道を模索していた中野さんは「料理をやるにもお菓子の知識は必要」とル・コルドン・ブルーの菓子講座を受講。習ったのは、「ガトー・モカ」や「モンモランシー」などクラシックなフランス菓子の数々でした。

フランス人の郷愁を誘う香ばしさ—— きな粉

フランス人の郷愁を誘う香ばしさ—— きな粉

豆腐や豆乳、味噌そして「きな粉」も、もともとは大豆。大豆を煎って粉末状にしたのが「きな粉」。たんぱく質や植物繊維を豊富に含むことから、注目を集めているヘルシーな食材のひとつ。その「きな粉」にシェフが初めて出合ったのは、7年前のことだ。

ジャパニーズスイーツの要、餡

ジャパニーズスイーツの要、餡

「12年ぐらい前でしょうか。まだ日本に住む前、旅行で訪れた際に初めて"餡"を口にして、非常に驚きました。フランスでは豆を砂糖で甘く煮るということはまずしませんから。食感も不思議でした」

これぞジャパニーズハーブ、しそという食材。

これぞジャパニーズハーブ、しそという食材。

「私が“しそ”と出合ったのは、もちろん日本に来てからです。フランスにはない食材ですから」 2000年に来日し、日本での生活も15年目を迎えたドミニクシェフ。しそとは日本食を通じて出合ったという。 「珍しくもあり、初めて味わった時からとても好感の持てる香りでした。」

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