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ル・コルドン・ブルーがフィリピンに開校

ル・コルドン・ブルーがフィリピンに開校

2019年4月 ル・コルドン・ブルーとアテネオ・デ・マニラ大学は、ローカルツーリズムとホスピタリティ産業に貢献するため提携しました。

ル・コルドン・ブルー・アテネオ・デ・マニラ は、2019年4月5日、アテネオ・デ・マニラ大学にて正式に開校しました。開校式には、教育界、ホスピタリティ産業界、飲食業界、観光産業界の著名人や各界リーダーたちが参加しました。
開会式の中心となったのは、アテネオの学長 Fr. Jose Ramon Villarin 氏とル・コルドン・ブルー会長、André J. Cointreau氏でした。

マニラ校の開校は、特別なビジネスとマネジメントの専門知識を備えた質の高い料理教育プログラムを提供するべく、ル・コルドン・ブルーとアテネオ・デ・マニラ大学の共同事業によって実現しました。
ル・コルドン・ブルー・アテネオ・デ・マニラ・インスティチュートは、現地の料理愛好家や起業家の技術と専門知識を向上させると同時に、ガストロノミー産業をより発展させることを目指しています。
ル・コルドン・ブルーとアテネオ・デ・マニラ大学のパートナーシップは、国家経済開発計画の柱の一つである観光ホスピタリティ産業に独自の貢献をすることによって国家発展そのものに貢献したいという願いに基づくものです。

最初のプログラムとして提案されたのは、レストラン起業の学士号であり、地域の豊かな可能性を生かし、経済的な機会と雇用を国内だけでなく海外にも生み出すためのプロフェッショナルを養成していきます。

 

強固なパートナーシップ

このパートナーシップは、ル・コルドン・ブルーとアテネオ・デ・マニラ大学両者の100年以上にわたる奉仕と卓越性という伝統と質へのこだわりによって生まれました。1859年にイエズス会によって設立されたアテネオ大学は、フィリピンでも最も伝統ある大学のうちの一つです。
ル・コルドン・ブルーは、1895年に創設された120年以上もの歴史を誇るカリナリーアーツとホスピタリティマネジメントの優れた教育機関です。この二つの組織が共有する価値観が、フィリピンのホテル・観光・ガストロノミー分野で違いを生み出すことができる永続的なパートナーシップを確実にするための強固な基盤を作っています。

 

優れた学びの経験の創造

2019年4月5日に開校した最初の施設は、アテネオ大学のQCキャンパス内にあるロヨラ・ハイツのアレーテの一階部分1,000平米以上を占めています。料理や製菓の様々なキッチンやデモンストレーションルーム、講義室などがあります。今年の後半には、ティーチングレストランやワインバーがオープンします。現在工事中の第二の施設はさらに1,000平米の広さがあり、マカティ市のロックウェルセンターにあるアテネオ プロフェッショナル・ビルディングの中にあります。

 

学士課程プログラム

LCBアテネオ・デ・マニラは、まず4年間のレストラン起業の学士課程を提供する予定です。このプログラムは、マネジメントとサービスに関する理論と実践的な実務経験を融合することに焦点を当てます。これは料理、ガストロノミー、ホスピタリティマネジメントに国際的な展望を与え、自身のレストランや食関連ビジネスの起業を目指す若者たちをターゲットにしています。

レストラン起業プログラムはダブルディプロマです。現在、すでに22人がこのプログラムに登録しており、2019年8月には、さらに多くの新入生が見込まれています。

フィルタ

インタビュー:東京校卒業生 中野 賢太

インタビュー:東京校卒業生 中野 賢太

大学在学時、料理人の道を模索していた中野さんは「料理をやるにもお菓子の知識は必要」とル・コルドン・ブルーの菓子講座を受講。習ったのは、「ガトー・モカ」や「モンモランシー」などクラシックなフランス菓子の数々でした。

フランス人の郷愁を誘う香ばしさ—— きな粉

フランス人の郷愁を誘う香ばしさ—— きな粉

豆腐や豆乳、味噌そして「きな粉」も、もともとは大豆。大豆を煎って粉末状にしたのが「きな粉」。たんぱく質や植物繊維を豊富に含むことから、注目を集めているヘルシーな食材のひとつ。その「きな粉」にシェフが初めて出合ったのは、7年前のことだ。

ジャパニーズスイーツの要、餡

ジャパニーズスイーツの要、餡

「12年ぐらい前でしょうか。まだ日本に住む前、旅行で訪れた際に初めて"餡"を口にして、非常に驚きました。フランスでは豆を砂糖で甘く煮るということはまずしませんから。食感も不思議でした」

これぞジャパニーズハーブ、しそという食材。

これぞジャパニーズハーブ、しそという食材。

「私が“しそ”と出合ったのは、もちろん日本に来てからです。フランスにはない食材ですから」 2000年に来日し、日本での生活も15年目を迎えたドミニクシェフ。しそとは日本食を通じて出合ったという。 「珍しくもあり、初めて味わった時からとても好感の持てる香りでした。」

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