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インタビュー:
東京校卒業生
角田 絵里子

インタビュー:東京校卒業生 角田 絵里子

札幌の豊かな自然の中にたたずむ複合施設「COQ(コキュウ)」。ギャラリー&ショップ、ダイニング、ゲストハウスを備えた素敵な空間です。ダイニングはミシュラン一つ星のレストラン「akinagao」とのコラボレーションにより生まれました。ここでシェフを務めているのは、2014年に東京校でグラン・ディプロムを修了した角田絵里子さんです。

 

インタビュー:東京校卒業生 角田 絵里子
インタビュー:東京校卒業生 角田 絵里子

大学卒業後、管理栄養士として働いていた角田さん。その頃ずっと考えていたのは、「どうしたら食事の提供を通して人々を幸せに、健康にできるのだろうか」ということ。健康上の理由などから食事の内容が制限されている人は多いけれど、「食べること」が生きる上で大きな楽みであることは誰にとっても同じはず。自分にもっと料理の知識と技術があれば、沢山の人を笑顔に、健康にできるのに……。悩み、考え抜いた結果、料理の道に進むことを決め、ほとんど何の知識もないままフレンチレストラン「akinagao」に職を得ました。

がむしゃらに料理と向き合い、日々新鮮な出会いと感動を味わいながら料理人として育っていく中、「もっと深く勉強しないとこの先にはいけない」と思う瞬間があり、一度現場を離れ、働くのではなく学ぶ姿勢でフランス料理と向き合いたいと選んだのが、東京校でした。 ル・コルドン・ブルーでは、一流のシェフの仕事を間近に見て、現場ではなかなか知りえないことまで細やかに丁寧に指導を受け、短期間に多くのことを吸収したという角田さん。日本にいながらにしてフランスの空気を味わえること、代官山という立地も魅力だったといいます。

グラン・ディプロム取得後、再び「akinagao」に戻り、2017年に新店舗「COQ(コキュウ)」のシェフに就任。これからも料理人としてますます成長し、より多くの人を笑顔に、幸せにできるような料理を作り続けたいと瞳を輝かせます。

 

インタビュー:東京校卒業生 角田 絵里子
インタビュー:東京校卒業生 角田 絵里子

 

ル・コルドン・ブルーを選んでよかったことは?
実習だけでなく、座学でも多くの知識を得ることができました。知識を得ることでフランス料理をより深く理解することができるようになり、作ることもますます楽しくなりました。

ル・コルドン・ブルーでの経験が今の仕事にどう活かされていますか?
フランス料理の基本を身につけることができたことで、料理の幅が大きく広がりました。基礎がなければ応用はできないと改めて感じています。

これからル・コルドン・ブルーで学ぼうと思っている人へメッセージをお願いします
ル・コルドン・ブルーに通いたいと思う理由は、皆さんそれぞれでしょう。ただ、誰にとっても世界が大きく広がるきっかけになるはずです。フランス料理を知り、学び、身につけ、そして身近に感じてくれる人が増えることを心から願っています。

2018/04/16

 

卒業生インタビュー

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フィルタ

インタビュー:東京校卒業生 中野 賢太

インタビュー:東京校卒業生 中野 賢太

大学在学時、料理人の道を模索していた中野さんは「料理をやるにもお菓子の知識は必要」とル・コルドン・ブルーの菓子講座を受講。習ったのは、「ガトー・モカ」や「モンモランシー」などクラシックなフランス菓子の数々でした。

フランス人の郷愁を誘う香ばしさ—— きな粉

フランス人の郷愁を誘う香ばしさ—— きな粉

豆腐や豆乳、味噌そして「きな粉」も、もともとは大豆。大豆を煎って粉末状にしたのが「きな粉」。たんぱく質や植物繊維を豊富に含むことから、注目を集めているヘルシーな食材のひとつ。その「きな粉」にシェフが初めて出合ったのは、7年前のことだ。

ジャパニーズスイーツの要、餡

ジャパニーズスイーツの要、餡

「12年ぐらい前でしょうか。まだ日本に住む前、旅行で訪れた際に初めて"餡"を口にして、非常に驚きました。フランスでは豆を砂糖で甘く煮るということはまずしませんから。食感も不思議でした」

これぞジャパニーズハーブ、しそという食材。

これぞジャパニーズハーブ、しそという食材。

「私が“しそ”と出合ったのは、もちろん日本に来てからです。フランスにはない食材ですから」 2000年に来日し、日本での生活も15年目を迎えたドミニクシェフ。しそとは日本食を通じて出合ったという。 「珍しくもあり、初めて味わった時からとても好感の持てる香りでした。」

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