インタビュー: パリ校卒業生 市田裕司
軽井沢の豊かな緑の中に佇む、開放感あふれる瀟洒な建物。店内に入れば、ショーケースには宝石のように美しいケーキや総菜、パンが並び、訪れる人の歓声を誘います。
11月25日、ル・コルドン・ブルー東京校にて高校生を対象としたイベント「食職ワークショップ」を開催しました。キッチンでの調理実習とゲーム形式のグループワークを通じ、食に関わる仕事、“食職”について参加者に考えてもらうという試み。その様子をレポートします。
調理実習ではル・コルドン・ブルーのシェフ講師の指導のもと、オムレツなどを作りました。一見簡単に見えるオムレツですが、火加減やひっくり返すタイミングが難しかった様子。それでも仕上がったオムレツはどれも美味しそう! 実習後の昼食時間に、それぞれ自分で作ったものをいただきましたが、皆さんの満足そうな表情が印象的でした。「シェフに教えてもらったオムレツを家で作ってみました!」という嬉しいご報告もさっそく届いています。
グループワークでは、実際に自分が抱く食への関心を仕事にするとしたらどのような可能性があるのか?を考えました。始めは恥ずかしそうに発言していた参加者も、時間がたつにつれ議論が盛り上がり、最後は新しい「食職」を考えようと活発に意見が交換されました。
参加した高校生は、将来シェフになりたい人から、なんとなく食に興味があるけれど具体的なイメージがないという人までさまざま。皆さんそれぞれに楽しんでもらえたのではないでしょうか。参加者からは「どんな職でも⾷にアプローチできることを知って将来の可能性が広がった」、「食の職といったら料理人やパティシエ。私にはできない世界だと諦めていたが、実際に食とは一見関わりのなさそうな職でも食と関われることがわかって今後の励みになった」などの声をいただきました。
参加してくださった皆さん、どうもありがとうございました! 日本校では今後もさまざまなイベントを行っていく予定です。“食”の世界に興味をお持ちの皆さん、どうぞご参加ください。
2017/12/05
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