インタビュー: パリ校卒業生 市田裕司
軽井沢の豊かな緑の中に佇む、開放感あふれる瀟洒な建物。店内に入れば、ショーケースには宝石のように美しいケーキや総菜、パンが並び、訪れる人の歓声を誘います。
フランス菓子ではずせないのが、ババ。 今回は、イチジク味で挑戦します。イチジクのお酒が入ったシロップに、アンバーな色合い。形はクラッシックをキープしました。仕上げにはヴァニラ風味の滑らかなシャンティイー。秋色のオリジナルデザートです。
10人分
生イーストとぬるま湯を混ぜ、フックをつけたミキサーのボウルに入れる。次に、小麦粉・塩・ポマード状のバターを加えて攪拌する。といた卵・カレンズ・トリモリンを加え、生地にねばりが出るまでこねる(約5分)。この生地を1時間発酵させる。中の空気を抜くように生地を丸め、バターを塗った10個のババ用の型に入れ、10分間発酵させる。オーブンで20分焼き、型に入れたまま冷ます
鍋に、砂糖・水・オレンジとレモンの皮・ヴァニラビーンズ・イチジクのアルコールを入れて、100度になるまで沸かし、冷ましておく。
イチジクは、サイコロに切る。砂糖と水でシロップを作り、クルミを加えて煮詰め、キャラメル状にする。火からおろし、切ったイチジクを加える。
クルミとイチジクの水気を切り、ババの上にのせる。ババをグラスに入れ、まわりにイチジクのシロップを注ぐ。ミントの葉を飾る。別のグラスに、クレーム・シャンティイーを盛り、ミントの葉とヴァニラビーンズのさやを飾る。残りのシロップは、別容器に入れて添える。
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