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ル・コルドン・ブルー・ニュース 09/02/2015
コロネーションチキンの誕生秘話
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創立120周年記念

In The News

Queen Elizabeth Coronation Luncheon - Coronation Chicken History
コロネーションチキンの誕生秘話
優れた料理技術を学べるとして世界的に名高いル・コルドン・ブルー。16世紀の昔から、その名は料理の素晴らしさを評価する賛辞としても使われてきました。

ル・コルドン・ブルー創立120周年にあたり、ロンドン校の歴史の中で忘れがたく素晴らしい出来事を振り返ります。今週は、コロネーションチキンの誕生について。

1933年、パリ校を卒業したローズマリー・ヒュームは、ロンドンの中心部メリルボーンにレコール・ド・プティ・コルドン・ブルーを開きます。これが、イギリスで最も歴史ある料理学校の一つとなるル・コルドン・ブルー ロンドン校の始まりです。

開校から20年後の1953年1月。エリザベス2世女王の戴冠式の昼食会の依頼が舞い込みます。労働大臣のデビッド・エックルスは、ヒュームとその生徒たちに、女王陛下が各国から招く要人のための料理を引き受けてくれないかと懇願。学校は依頼を受け、ウエストミンスター・スクールの大ホールに集まった過去最大数350名もの人々に食事を提供します。その時、考案されたのがコロネーションチキンなのです。

エックルスの想像通り生徒たちの腕は目を見張るものがあり、昼食会は午後2時に滞りなく行われました。

 Queen Elizabeth Coronation Luncheon

ロンドン校の校長ミス・グレイは、この特別な日のことをこう語っています。
「60年以上前、あのような素晴らしい歴史の場で料理を提供できたこと、そして、ロンドン校が高い評価を受けたことは、料理学校として最も名誉のあることです。イギリス王室からオファーを頂き続けているのも、この成功があったからこそです。」

骨を除いた鶏肉をカレークリームソースに絡ませ、よく味付けされたライス、グリーンピースとピメントのサラダを添えた料理は、「プーレ・レーヌ・エリザベス」という名で女王陛下の昼食会を飾りました。

ル・コルドン・ブルーの名は当時から既に有名でした。それでも、世界中から集まるすべての客人たちに喜ばれる料理を考案するのは至難の業。慎重に味付けされたチキンとナッツの風味が繊細に香るソースは、人々の舌と心を掴んで離しませんでした。

当時、多くの国が戦後の配給制度下にあり、手に入る食料には限りがありました。そんな中苦心して集められた食材。オリジナルのレシピは、若鶏のロースト、水、人参をマリネするための少量のワインとブーケガルニ、塩、粒こしょう、カレークリームソースでした。今でも国民に愛され続けるコロネーションチキン。レシピこそ少し改良されていますが、 ロンドン校カフェのランチメニューとして提供されています。


 

 

 

 
 
 

 

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