昨年のゴールデンウィークも後半、5月5日 こどもの日に、ル・コルドン・ブルー代官山校にて、第2回目の「キッズ食育体験フェスティバル2008」が開催されました。
ル・コルドン・ブルーでは、「食育」にも積極的に取り組んでいます。子供たちが、食について楽しく、真剣に学ぶ様子をご覧ください。

人の形のクッキーで地球を飾ろう!
1回エントランスを入ってすぐ、メインデモンストレーションルームでまず目につくのが、パトリックシェフの制作による巨大な地球のオブジェ。
去年のノアの箱舟に続いて、今年は巨大な地球が登場しました。
子供たちは、人の形のサブレクッキーに、思い思いにデコレーションをして、この地球の土台に並べてゆきます。
人の形のクッキーが、手をつないで地球を支え、「地球の未来は子供たちが支えてゆくんだ!」というメッセージを発信しました。
また、この部屋では、WFP(国連世界食糧計画)の募金コーナーを設置し、世界の飢餓マップを提示して、「食」の世界の現状についてもお伝えし、募金のご協力をお願いいたしました。
約400名の子供たちが参加して制作した巨大な地球は、代官山校の1階エントランスに展示されています。ぜひ、この未来を担う子供たちの小さな力が結集した作品を見に来てくださいね!

小学生パティシエ選手権 紹介コーナー
同じ1Fのメインデモンストレーションルームの、いつもはシェフが実演をお見せするデモンストレーション台では、この日は昨年の小学生パティシエ選手権の1、2、3位入賞者の「ちびっ子シェフ」による、入賞作品のミニデモンストレーションが行われました。
登場いただいたのは、昨年優勝の山田真綾さん、2位の伊東七星さん、3位の富岡恭冴くん。それぞれが入賞作品のケーキの最後のデコレーション部分を、大勢の来場者の前で立派に披露しました。
見学していた子供たちも、同い年のお友達がすばらしいケーキを仕上げてゆく様に、大きな刺激を受けていました。

オリヴィエシェフによる「野菜大発見セミナー」
昨年も好評だった、フランスの食育プログラムの教材を使用した「野菜セミナー」。
味覚はどこで感じるのかというレクチャーに始まり、クイズ形式でさまざまな野菜や果物について学びます。
あまり見たことのないフランスの野菜も登場して、一緒に見学されている保護者の皆さまにとっても興味深い内容でした。
レクチャーに続いて、後半はシェフの指導のもと、全員で「マヨネーズ」を手作り&野菜とともに試食 。
マヨネーズが好きな子は多いですが、チューブのものではなく、マヨネーズを家庭で手作りする機会はあまりないのではないでしょうか?
小さな子供たちが必死で泡だて器で混ぜて出来上がったマヨネーズは、市販のものとは比べものにならないほど、おいしかったはずです!

マークシェフによる「世界のジャガイモ探検」
今年は国連の定める「国際ポテト年」であるということをご存知ですか?
その目的は、発展途上国における食糧としてのジャガイモの重要性について認識を高めることにあり、今年は、ジャガイモを育て、販売し、また、食べることを楽しむすべての人のためのイベントが、世界中で数多く開催されています。
ル・コルドン・ブルーでは、ジャガイモの原産地であるペルーにある、ル・コルドン・ブルー・ぺル-校が中心となり、この国際ポテト年にちなみ、優れた食材であるジャガイモについて理解を含め、その重要性を認識していただくためのイベントを、世界各国で開催しています。
さて、このセミナーでは、マークシェフが、ペルーを起源とするジャガイモの歴史から始まり、ジャガイモの種類や栄養などについて子供たちにわかりやすく話し、ご家庭でも簡単にできるおいしいジャガイモ料理を実演しました。

特別講座 オ・グルニエ・ドール 西原金蔵シェフによる「プリン講座」
今年は、小学生パティシエ選手権の審査員であるオ・グルニエ・ドールの西原金蔵シェフと、ノリエットの永井紀之シェフも特別参加、すばらしい授業を開催してくださいました。
西原シェフは、子供たちの好きなお菓子の代表である「プリン」を、電子紙芝居を使って講義。
プリンの材料である牛乳、卵、砂糖は、いずれもが牛、にわとり、サトウキビなど、自然界の恵みをいただいていること、だから「食べる」ときには、いつも感謝の気持ちを忘れないで欲しいと子供たちに語りかけていらっしゃいました。
材料について学んだ後は、実際にプリンの作り方を学び、シェフ特製のプリンをおいしくいただきました。

特別講座 ノリエット 永井紀之シェフによる「牛乳セミナー」
「利き酒」ならぬ「利き牛乳」?
おとなでもぜひ参加してみたいと思うようなこのセミナー、あたかもワインのテイスティングのように、子供たちの前には小さなカップに牛乳が5種類並びました。
その5種類の牛乳を飲み比べ、子供たちにおいしさや味の感想を聞きながら、それぞれの味覚の違いの理由を考えました。
5種類の牛乳をひとつずつ飲み比べ、それを何とか言葉で表現しようとする子供たち、これほど真剣にものを味わったことは今までになかったことでしょう・・・
西原シェフと同様に、牛乳は牛の命の恵みであること、また、「どんな味がするのかな?」と考えることの大切さを熱く子供たちに語りかける永井シェフでした。

本田シェフによる「絞り袋を使ったクッキーのワークショップ」
子供たちに大人気のワークショップ。今年から事前予約制とさせていただきましたが、本当にたくさんのご応募をいただきました。
さて、このセミナーでは、子供たちに親しみやすいサブレ生地のクッキーを作りました。
実習室に入ると、まずはお菓子の家に子供たちは歓声を上げます。
そして、シェフから絞り袋の使い方や、デコレーションの方法を学び、実際に絞り袋を使って、天板に思い思いの好きな形に生地を絞り出し、焼き上げました。

堀シェフによる「プリンの香りくらべセミナー」
まずプリンの材料やその作り方を学んでから、後半は、子供たちにアイマスクをしてもらい、人工の香料を使った市販のプリンと、天然香料を使って手作りしたプリンをそれぞれ味わってもらい、その違いを舌で感じてもらい、アンケートに答えていただきました。
アンケートの結果では、市販のプリンと手作りのプリンを食べ比べてみて、その支持率はほぼ互角。
市販のプリンを好んだ子供が24人に対して、手作りのプリンを好んだ子供は30人でしたが、どちらのプリンを選んだから正解というわけではまったくありません。
大変興味深いアンケート結果でしたので、今後のル・コルドン・ブルーの食育活動のために役立ててゆきたいと思います。

ドミニクシェフによる「チョコレートセミナー」
子供たちの大好きな「チョコレート」。
チョコレートの原料は「カカオ」ですが、カカオの実がチョコレートになるまでは、実に多くの工程を経て製造されています。
この講座では、本物のカカオの実をお見せし、カカオの実からどのような過程を経て、チョコレートが作られるのかを、パネルや写真を使って、子供たちにもわかりやすく説明しました。
また、セミナーの最後には、シェフからチョコレートのプレゼント。好きなトッピング材料で、フレッシュなチョコレートをコーティングしておいしく味わいました。

横山シェフによる「キッシュのワークショップ」
事前予約の中でも、最も人気の高かったキッシュ作りが体験できるワークショップ。
シェフからキッシュの作り方を学んだ後、それぞれに用意されたかわいい小さなタルト生地の型に、自分で作ったアパレイユを流し込んで、オーブンへ・・・
待つこと約20分、おいしそうな香りが厨房を満たすころには焼きあがり。 熱々の出来立てキッシュをその場でいただきました。

アランシェフ・ステファンシェフによる「フランスのパンの部屋」
一歩実習室に入ると、フランスの地図と、さまざまな形、大きさのパンのバラエティー豊かな展示に圧倒されます。
さらに、この部屋では、パンの試食が自由!
おいしいフランスパンやクロワッサンなどがたくさん用意され、子供たちがうれしそうに味見していました。
部屋の奥では、アランシェフとステファンシェフが、フランスパンの制作を実演。作り方のポイントをご紹介していました。
キッズ食育体験フェスティバル2008が、All about Japan の食育のカテゴリーで紹介されています。
ぜひこちらよりご覧ください!